年賀状やめました!疲れて面倒な年賀状作りとはさよならした理由

年末になるとそろそろ年賀状の準備しなきゃと焦り始めます。
我が家では2023年を最後にどなたにも年賀状を送るのをやめました。後悔は全くしておりません。
面倒な年賀状作りをやめたら年末にゆとりが出来てメリットだらけです。
ということで、今回は年賀状をやめた理由と年賀状のやめ方についてです。

目次

年賀状をやめた理由

①義理家族に年賀状終了宣言をされたから

年賀状をやめる1番のきっかけは、義理家族に「もう年賀状は送らない」宣言をされたからです。
管理人の場合、小学校1年生から39歳まで30年以上誰かしらに年賀状を送って来ました。
それまでは年賀状をやめる発想はなかったです。話を聞いてみると下記の理由でした。

  • 高齢になったから
  • 年賀状だけのお付き合いで義理で出すのが面倒
  • 子供が成長して子供の写真付きの年賀状を嫌がるようになったから

結婚して以来、義理家族とは年賀状を送りあって来ました。
でも年に2.3回は会うし、お正月にも会うんです。
毎年お正月に会うのに年賀状を送り合わなくてもいいよねと言われまして。
私も便乗して年賀状を思い切って終了することにしました。
高齢の自分の親も、年賀状を辞めることに大賛成してくれました。
「私たち夫婦も高齢で年賀状を作るのがおっくうだから辞めたいのよ」とどうすれば円滑に辞められるかの相談をされました。笑

②作るのがめんどくさいから

結婚以来、年賀状制作は私がやって来ました。
管理人の周りではママが年賀状を作るご家庭が多いです。
在宅バイトを始めたことで、年賀状を作るのが本当に面倒になりました。
年末年始のお休みは家族との時間をゆっくり過ごしたいです。
後述しますが、年賀状制作のバイトしたことあるので作るのは得意です。
はがきを送る機会は年賀状くらいなので、1年に1回くらいはと思うけれども、めんどくさいです。
そもそもコンビニや郵便局まで年賀はがきを調達するところからスタートするじゃないですか。
そして家でプリントして、ポストまで出しに行く。
どんなデザインにするか考えて、インキが足りないのに気がついてAmazonで急いでインキ買ったりして、プリントミスしたり、あーだこーだ時間がかかって、年賀状の投函完了までおよそ3日はかかります。
子供用、夫用、自分の友人用にデザインや文言を変えたりして、すごく労力がかかるのに無償でやってられなくなりました。やめてスッキリ!!

③幼稚園を卒園するタイミングだったから

2023年で辞めたのは、次女が年長さんで幼稚園を卒園するタイミングだったこともあります。
通っていた幼稚園では年賀状と暑中見舞いを下さる幼稚園で「お返事待っているね!!」と先生から直筆のメッセージ入りでした。幼稚園生活を円滑に過ごすために長女の頃から5年間送り続けました。
学生生活を円滑に過ごすための関係は、卒業をきっかけに疎遠になります。
所属していたカテゴリーから外れたら関係は終わりです。
ライフステージはどんどん変わり、人との縁は入れ替わっていきます。
卒園をきっかけにどなたと様との年賀状のやりとりをしないことにしました。

年賀状の辞め方

とくに決まりはないからあなたの自由

年賀状のやめ方に決まりはありません。自称専門家が年に1回出て来て好き勝手言っているだけです。
年末になると、メディアやネットで年賀状の正しいやめ方について意見する記事が出て来ますが、気にしなくていいです。
やめ方はシンプルに2つです。何も言わずに辞めるか、事前告知して辞めるか。
年賀状をやめることに特に決まりはないので、辞めたきゃ何も言わないで終了していいんです。
誰でもライフステージの変化とともに交友関係も変わります。
寂しいけれど、もう年賀状を送り合う間柄ではなくなったんだなと受け入れるだけです。

事前告知なしの年賀状のやめ方

何も言わずに辞めるだけ

昨年何枚出していようが、何枚届いていようがもう書かない。
年賀状が届いても絶対に書かない。
LINEで連絡は出来る関係性にあったとしても、自分から「年賀状辞めることにしたから新年の挨拶はLINEでするね!」とか絶対に送ったりしない。
新年の挨拶を絶対発信しないポリシーを貫いていけば、あけおめLINEや年賀状は誰からも届かなくなります。年賀状スルーというやつです。
あなたのまわりの人も何も言わずにいつの間にか年賀状が来なくなった人がいるんじゃないでしょうか。
きっともう2度と会わないので、スルーしてもされても縁が終わったんだなと思いましょう。

告知ありの年賀状のやめ方

①会える人には告知して辞める

会える人にはあらかじめ「来年の年賀状は送りません」と宣言して辞めるやめ方。
義理家族からは「もう年賀状は送らない」とシルバーウィークに遊びに行った時に言われただけで終わりです。
年賀状じまいの年賀状はなく口頭で言われただけで突然終了となりました。笑
年賀状の作成の手間もかからないので、すごく効率のいいやめ方です。

②SNSで報告する

年賀状のやりとりがあって、SNSで繋がっている場合のやめ方。
SNSで「年賀状やめます」宣言をしてからやめる方法です。
「年賀状は書かないことにしたからこれからはLINEでやりとりしようね〜」みたいな感じで言える人だけ限定です。でもそんなにフランクに言える仲だったら、わざわざ辞める宣言をしなくてもいい気もします。

③年賀状じまいを送ってやめる

世間一般的になりつつある年賀状じまいを送って辞める方法。
我が家も年賀状じまいを送って終わりにしました!
何にも言わないで辞める方法もありますが、何も言わずに辞めるのは嫌だったんですよね。
何年もやりとりして来たので、今まで心のこもった年賀状をありがとうございましたと、礼節を通したかったのです。年賀状のことを考えなくていい人生を手に入れて自由と開放感でいっぱいです。
続いて年賀状じまいについてです。

年賀状じまいの準備

年賀状を送る枚数を減らす

送り合う人にしか出さないと自然と年賀状を送る枚数は減ります。
送っても相手から年賀状が届かない場合は、次の年からはもう送りません。
我が家は毎年元旦に年賀状が届くように送っていました。
松の内(1月7日)を過ぎてから相手方からの年賀状が届いた場合、「年賀状はもう送らなくていいのね」と空気を読んで次の年からは送りません。
出すつもりはなかったけど、年賀状が届いたから義理で出しているだけでしょうから。
年賀状を送る人をふるいにかけているうちに、夫婦合わせて送る年賀状は妻3人、夫3人の合計6人だけになりました。この6人は気軽に連絡する仲なので、年賀状を辞めたからといって縁が切れることはないです。(たぶん) 昨年送った年賀状は親族合わせたらたったの9枚です。

家族の意見は尊重する

年賀状今年で辞めるけどあなたどうすると、夫に相談しました。
夫からやめていいと了承をもらったので、夫婦で辞めることにしました。
家族の意見を尊重せずに独断で勝手に年賀状じまいするとケンカの元です。
ちゃんと相談して決めてくださいね。
ママは辞めたいけど、パパは続けたいという場合は、パパに全部年賀状作成を委託しましょう。
年賀状を作る方は大変だけど、作らないと大変さがわからないです。
委託すればパパもママの大変さが少しはわかってもらえるんじゃないでしょうか。

年賀状やめます年賀状の準備

人生で最後の年賀状なので、業者に頼みました。
頼んだのは「スマホで年賀状」です。スマホで年賀状といえば、昨年送信者の未記入で話題になりました。
家族の写真入り年賀状だったら誰からかわかるけど、写真なしだったらもはや勘で誰からの年賀状かを当ててもらうしかないです。笑
Yahoo!ニュースでも話題になったのですが、「送信者の記名を忘れるなんてありえない」みたいなシステムや会社に対する批判ばかりでした。おちゃめなミスで人間ぽくてよいと思いましたが、世間の人って厳しいですね。笑
年賀状を作る現場の慌ただしさを知っているので、管理人としてはスマホで年賀状を全力で応援したいです。
今年のスマホで年賀状もすごくかわいい!年賀状制作の現場って大変なんです。
管理人がちゃちゃっと作例を作りました。かわいかったので文言の両端に龍のスタンプ配置してみました。
参考にどうぞ♡スマホで年賀状の作り方も時間があったら記事にしたいです。
ちなみにこのすてきな家族写真はひかり家ではありません。写真ACカメラマンさんのフリー素材です♡

スマホで年賀状より

年賀状じまいの文言はどうすればいいの?
年賀状じまいって伝え方に悩みますよね。角が立たない言い方を考えるのが難しいです。
我が家の場合を例として記載しますので参考にしてくださいね♡
「我が家はみんな元気で過ごしております 皆様への 毎年の年賀状は 今年をもって失礼させていただくことにしました 長い間 心のこもった年賀状を送っていただき ありがとうございました 今後も変わらぬお付き合いを続けていただけると幸いです」
送るのは友人と自分たちの親なので、特にかしこまりませんでした。
年賀状では文末に句読点の○は付けません。うまくスペースを空けて読みやすくしましょう。
送る相手や自分の年齢によって、文言を変えたりして自分なりの伝え方を考えてみてくださいね。

年賀状制作のバイトの話

仕事で作るのは簡単だけど自分で作るのは大変

昔、年賀状制作のバイトを都内でしていました。2009年の話です。(古い話で申し訳ないwww)
転職活動中で次の仕事までの繋ぎでバイトしていました。
時給1100円で、多い時には1日1000枚作っていました。1月中旬くらいまでで終わるし、未経験もOKだったので、短期バイトにおすすめです。私がやっていたのはコンビニ受付の年賀状制作です。
関東エリアの年賀状と喪中ハガキを作りまくりました。笑
作成時間は1枚30秒くらいです。
写真入り年賀状の場合はPhotoshopで少し加工したので15分くらいでした。
自社のシステムがあって、分業されているから出来ることです。
データを作る人、住所などの文言に誤りがないかチェックする人、印刷する人、配送する人。
それぞれ役割が分かれているので早く作れるのです。
仕事でなら1日中いくらでも作り続けられますが、自分で作るのは工程が多くて大変だからもう嫌です。笑
5万枚は作って、一生分以上の年賀状を作っているので、もう満足です。

年賀状じまいするのってどの世代?
年賀状制作のバイトをしていて年賀状じまいの年賀状をいくつかみました。
当時は20代だったので、年賀状じまいについてピンと来ていなかったです。
5万枚くらいつくりましたか、年賀状じまいは10枚以下で数えられる程度でした。
当時2009年なので、年賀状をやめるのは全てご高齢の方でした。
「高齢になり筆を取るのが大変になってきました 今年をもちまして年賀状を失礼させていただきます」
というような哀愁漂う文言で、まだ若かったですが、お世話になった方々に礼儀を尽くして終わりにする姿が美しいと感じました。世代によっては年賀状が安否確認という方もいらっしゃいます。
「わざわざ年賀状をやめる宣言をするなんて絶縁状みたいだ」と感じる方もいるようです。
年賀状は歴史が長く、出すのが当たり前という世代には年賀状じまいは厳しい見方になります。

今後の付き合いをやめるということではない

何のデバイスも使えない方には「年賀状をやめる=絶縁状」と勘違いされてしまいます。
年賀状はやめますが、今後の付き合いをやめたいということではありません。
スマホや携帯電話が普及したので、電話をかかるのに公衆電話を使う人は今いないですよね。
年賀状も一緒です。年賀状以外の伝達方法ができたので、他の方法に移行するだけです。
SNSだったり、LINEだったり、メールで気軽に連絡を取れるので、年賀状にこだわる必要はなくなりました。

年賀状をやめて困ったことはない

年賀状やめましたが、困ったことは1つもありません。寂しい気持ちなんてこれっぽっちもありません。
今まで頑張って書いていたのが懐かしいです。
ハガキ代は大した負担ではないですが、労力がかかりすぎるんですよね。
年賀状制作からの解放は忙しい年末年始にゆとりが生まれて最高にハッピーです♡

習い事関係の年賀状はどうする?
長女、次女ともに習い事の広報から年賀状が届きますが、DMだと思っているので返さないです。
管理人はかつて学校法人で広報の仕事をしていました。オリジナルの年賀状の絵柄を考えて、地元の印刷会社に年賀状印刷を頼んでおりました。
お付き合いで地元の印刷所を利用して年賀状を出すことが年間の予算で決まっているんです。
広報の仕事として送らなくちゃいけないから送っているだけなので、出している方は返事が来るなんて思っちゃいません。年賀状ですが広報活動の一部でDMみたいなものです。
だから習い事の年賀状には反応しなくて大丈夫です。

年賀状をやめてよかったこと

年賀状マウントからの解放

年賀状でマウントを取ってくるやついるじゃないですか。
夫の友人からマウントとりまくられました。

  • 新居完成の報告
  • 会社創立の報告
  • フリーランスの報告
  • 海外旅行の報告
  • 外車購入の報告

などなど、すごく自慢されてきました。
夫はニコニコと「すごいねー」と言っていましたが、私は内心すごくイライラしていました。
よくもこの小さなハガキに自慢をぎゅうぎゅうに詰め込むなと思っていました。
夫のように朗らかに対応できない自分にも自己嫌悪でした。
年賀状を辞めて心を乱す人からの関係を断ち切ることができたのでよかったです。

心の平穏とゆとりが手に入る

年賀状を書かないと心を乱されることはないので、穏やかに過ごせます。
買い出しや掃除で年末って忙しいじゃないですか。
ケーキやチキンの予約に、そうじや買い出しまで。普段出来ない手の込んだ料理も作っちゃったりして。
そこに年賀状制作まであって、普段仕事もしてたら、明らかに余裕なくなります。
年賀状制作がなくなってゆとりの時間を手に入れました。

いらない年賀状が届かない

元も子もないこと言いますが、そもそも年賀状いらないです。
自分の年賀状も読んですぐに捨ててもらってOKです。
書かないので届くこともなくなりました。
虫がつくのが嫌なんです。紙って長期保存すると虫がはびこりませんか?
保管していた年賀状を徘徊する虫にヒイッてなりません?
相手から何のメッセージもない、ただ雛形テンプレ貼り付け形式の年賀状はいりません。
自己満足ですが、管理人は一言メッセージは入れていました。
丁寧な人だと、手書きで一言メッセージ入れてくれますよね。
自分の中ではメッセージがある年賀状は「大事なハガキ」で、ただの雛形の年賀状は「DM」です。
大事なハガキは大切にとってあります。メッセージがあるかないかで印象は大きく変わります。

専門家の意見は参考にしない

年賀状はルールやしきたりが多いです。
いつまでに出さなきゃいけないとか、文言のルールとか、使っちゃいけない言葉とか、ものすごく丁寧な対応で作ります。
はがきのサイズは148mm×100mmです。
こんな小さな紙にルール作りすぎと思ってバイトしていました。
ネットで検索すると年賀状作成のルールが覚え切れないくらいたくさん出てきます。
「年賀状じまい」のルールも検索するとたくさん出て来ます。
自称専門家の方によると、「メールやLINEのIDや電話番号を添えて、あなたと今後も繋がり続けたい」と伝えることが重要で、年賀状じまいは喪中ハガキのように相手から年賀状が届く前に出すのよいみたいです。
…ホントに?たった1枚のはがきに対して心配りと労力かけすぎです。
管理人はメールやLINEのIDや電話番号を添えて年賀状じまい出しませんでした。
5万枚以上作りましたが、電話番号記載の年賀状って1000枚に1枚くらいの割合です。
ほとんど法人の方です。たまに個人の方もいましたが、割合はすごく少ないです。
そして年賀状を出して年賀状じまいしました。管理人は専門家の意見なんか参考にしないで作って送りました。
…なんでLINEのID載せないといかんの?
LINEのID年賀状に記載するのけっこう手間ですよ。
専門家なら本当にLINEやメール来たらめんどくさいことになるから、記載はしないようにアドバイスしなさいよ。
専門家なら今までLINE知らない人とはこれからも繋がらなくていいですよとアドバイスしなさいよ。
専門家ならLINEのIDを年賀状に記載するのは大変な労力がかかるのでやめましょうとアドバイスしなさいよ。
電話番号とLINEのIDないから困るよなんて誰からも言われやしません。
年賀状で年賀状じまいするなんて無礼だなんて言われやしません。(出したのたった9枚ですけど)
LINEのIDを入れるなんて無駄な労力です。電話番号入れる人はほとんどいません。やめましょう。

まとめ

ということで、年賀状をやめた理由と年賀状のやめ方についてでした。
年代によって年賀状に対する思い入れが違うので、年賀状じまいは賛否両論あるかと思います。
あまり難しく考えず、10年先も20年先も自分が続けられそうだったら続ける、辞めたければやめるでいいと思います。年賀はがきは売り上げ16億円以上の日本郵便の主力商品です。
稼ぎ頭なので年賀状がなくなることはありません。
この先の人生ずっと年賀状を書くつもりはないというのだったら、いつかは辞めることになります。
今年辞めるのか、20年後に辞めるかはあなたの自由です。
世間体や他人にどう思われるかを優先するのではなく、自分がどうしたいのかを考えればいいだけです。
扉を閉じると新しい扉が開いて新しい世界が待っています。
年賀状のことを考えなくていい人生はあなたを最高にハッピーにしてくれますよ!笑
変化することを恐れるのではく楽しんでくださいね♡

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